公認会計士の転職
更新日:2025/02/17
公開日:2025/02/17
公認会計士としてのキャリアを新たに切り拓く選択肢として、FAS(Financial Advisory Services)があります。
FASは企業の財務戦略やリスクマネジメントにおいて重要な役割を果たしており、公認会計士がその専門知識を活かしながら新たなステージへと進むための魅力的な分野です。
公認会計士のニーズが高い業界で、監査法人出身者だけでなく事業会社の経理や経営企画、金融機関など多様なバックグラウンドをもつ公認会計士が活躍しています。
本記事では、FASへの転職に興味がある公認会計士に向けて、FASの業務内容やFASへの転職がもたらすメリット、転職市場の動向や転職に際しての注意点など幅広く解説します。
目次
FASとは、企業が抱える財務・会計に関する課題を総合的に解決するためのコンサルティングサービスです。
企業が戦略的な財務判断をおこない、事業の成長を加速させたりリスクを適切に管理したりするためのサポートを提供することを目的としています。
対象は大手企業から中小企業まで幅広く、業種を問わず利用されています。
とくに、M&Aや事業再生といった重要な財務戦略や決定が必要な場面で活躍しており、企業の持続的な成長と安定化を目指すうえで欠かせない存在です。
FASのサービスを提供する際には、会計知識に加えて法律や経営など、多岐にわたる分野の知識と実務経験を活かして、統合的かつ戦略的な解決策を提示する役割が求められます。
ほかにも専門的なスキル・知識だけでなく、全体像を俯瞰できる視野と高いコミュニケーション能力も必要です。
FASには大きく分けて「BIG4系」「独立系」「税理士法人系」の3つがあります。
それぞれに異なる特徴や強みがあるため、自分のキャリアプランや価値観に合ったFASを選ぶことが大切です。
BIG4系FASとは、BIG4監査法人の系列である以下のFASのことです。
BIG4系FASは大手上場企業や外資系企業を主なクライアントとするため、扱うプロジェクトのスケールが非常に大きいのが特徴です。
日本国内はもちろん、国際的な案件にも多く関わる機会があります。
特に、成長市場に積極的に参入する外資系企業や、大手企業の事業拡大をサポートする案件が豊富です。
BIG4系FASでは、通常であると各分野の専門家がチームとして参画するため、公認会計士だけでなく、税務や法務の専門家、海外のチームとの連携が必要なケースもあります。
各専門家が役割を果たしながらチーム全体でプロジェクトを推進するため、常に学びの機会が豊富で、多角的な知識が身につく面もあります。
このように公認会計士にとって魅力的な環境のBIG4系FASですが、求められる水準も高いため、基本的に中途採用の就職難易度は高いのが現状です。
監査法人やコンサルティングファームなどFASと関連性のある業界出身者が歓迎される傾向にあり、未経験での転職は簡単ではありません。
ただし、20代~30代前半までの若手人材に関しては、ポテンシャル採用もおこなっているためチャンスがあります。
独立系FASは、BIG4系以外の国内ファームです。
大手上場企業に加えて非上場企業やベンチャー企業、中小企業など幅広いクライアント層を支援しています。
大手FASと異なり、各企業の経営者や管理部門と直接対話する機会が多く、より柔軟なサポートを提供していることが特徴です。
プロジェクト規模も比較的小さく、少数精鋭での体制をとるケースが多くあります。
そのため、各メンバーが責任ある役割を担い、広範囲の業務に携わることが可能です。
厳密に部門分けしていないことも多いので、デューデリジェンスやバリュエーションだけでなく、事業再生や資金調達支援、IPOサポートといった多岐にわたるサービスをワンストップで提供しています。
このように幅広い業務経験を積むことができ、さまざまな専門分野での実務スキルが身につく点も独立系FASの魅力でしょう。
また、独立系FASはBIG4系に比べて中途採用の門戸が広く、異業種からのキャリアチェンジがしやすい面もあります。
監査法人での経験に加えて、事業会社や金融業界での実務経験がある方も歓迎されやすく、ポテンシャル採用も積極的におこなわれています。
税理士法人系FASは、国内の中小企業を顧客にもつ税理士法人を母体にしたFASです。
顧問先の中小企業に対して財務アドバイザリーサービスを提供しています。
日々の税務や会計サポートと密接に連携しながら、顧問先の企業が求める追加的なサポートに柔軟に応える体制が特徴です。
税理士法人系FASでは、中小企業のM&Aや事業承継支援、資金調達など企業規模に応じた課題解決に特化しているため、より実務的なサポートを提供する機会が多くあります。
税理士法人系FASは、監査法人や事業会社出身者に加えて会計・税務経験を有する方も歓迎されることがあり、BIG4系や独立系に比べて転職のハードルが低い傾向にあります。
とくに、中小企業支援に関心がある公認会計士や、税務・会計に関する実務経験が豊富な方は、クライアント企業との関係性を深めながら実践的なスキルを活かしやすい環境でしょう。
税務経験も積めるため、将来的に会計事務所を開業したい方にもよい環境です。
FAS業界は、近年の経済環境やビジネスのグローバル化の影響を受け、採用を積極的におこなっています。
とくに以下の観点から、公認会計士がチャレンジするにはよい時期だといえるでしょう。
近年、業界再編や中小企業の事業承継などを背景に国内外でのM&Aが活発化しています。
成長や業界内での生き残りを求める企業にとってM&A重要な戦略のひとつであり、その際には財務デューデリジェンスやバリュエーションといったFASの専門サービスが欠かせません。
そのため、FAS業界ではM&A支援に携わる人材の需要が高まっており、転職市場でもM&A実務の経験や知見を有する公認会計士のニーズが増えています。
コロナ禍後の経済環境の変動や新規事業への投資が進む中、企業の事業再生へのニーズが増えています。
経営が厳しい企業や事業構造の見直しを迫られている企業に対して、財務面での支援をおこなうFASの需要が拡大しているため、事業再生分野の専門知識をもつ人材のニーズが増加しています。
再建支援は幅広い財務知識が必要で、監査経験で培った分析力やリスク管理能力も活かせるため、公認会計士にとってもチャレンジしやすい分野といえるでしょう。
ビジネスのグローバル化にともない、クロスボーダーM&A案件が増加しています。
とくに大手企業が海外への成長機会を求めてアジア諸国や欧米企業との連携を図る場面が多く、FASにおいてもグローバル案件を担当できる人材が求められています。
グローバル案件では、語学力や国際会計基準(IFRS)への理解が必要です。
海外志向がある公認会計士にとっては、グローバルな視野でのキャリア形成が可能な領域なので、興味がある方はチャレンジするのもよいでしょう。
M&Aや事業再生、グローバル化を背景にFAS業界は人材を積極的に採用しているため未経験者でも転職のチャンスがあります。
とくに、一定の監査経験を有する公認会計士の採用が増加しています。
これは、監査で培われた財務分析力やリスク発見力がFAS業務において大きな強みになるためです。
M&Aや事業再生といった専門領域での実務経験がなくても会計知識を応用する力があれば採用される可能性は十分にあるでしょう。
FASでは監査法人や事業会社とは異なる業務に従事するため、その内容を事前によく理解しておく必要があります。
公認会計士がFASに転職した場合、従事する主な業務内容を解説します。
M&Aアドバイザリーは、企業の買収・合併に際してアドバイスやサポートを提供する業務です。
主に、財務DD(デューデリジェンス)・バリュエーション(企業価値評価)・PMIがあります。
対象企業の財務状況を詳細に調査してリスクや潜在的な問題を特定するプロセスです。
公認会計士は、財務諸表の分析や内部統制の確認を通じて買収企業が正確な情報にもとづいて意思決定をおこなえるように支援します。
企業や資産の適正価値を評価する業務です。
さまざまな評価手法を用いて、クライアントが公正な価格で取引をおこなうための情報を提供します。
財務DDとバリュエーションは財務分析力やリスクを見抜く力など、とくに公認会計士の能力を発揮しやすい分野です。
M&A後の統合プロセスを指します。
組織文化の融合や業務プロセスの統一、システムの統合などスムーズな統合がおこなえるよう支援し、M&Aの成果を最大化するのが目的です。
財務DDやバリュエーションに比べて幅広いスキルや能力が求められるため、基本的には財務DDなどを経験した後に従事することが多いでしょう。
フォレンジック業務は、企業の犯罪や不正行為・不祥事の調査、リスク管理に関連するサービスです。
企業内での不正行為や犯罪行為の疑いがある場合、公認会計士は証拠を収集して分析をおこないます。
具体的には、内部資料の精査や関係者へのインタビューなどを通じて不正行為の実態を明らかにすることなです。
法廷で証拠として使用できる会計データや財務情報の分析をおこない、訴訟支援をおこなう場合もあります。
また、実際に不正が疑われる場合だけでなく不正の防止という観点から、企業のリスク管理体制の構築支援の提供も業務範囲です。
不正防止策の提案や内部監査の強化などを通じて再発防止に寄与します。
フォレンジックの対象は、会計上の不正以外に労働分野や知的財産、情報漏洩など幅広い分野が対象となり、公認会計士以外にもさまざまな専門家が携わります。
そのため、多様な人とコミュニケーションをとるスキルが必要となり、専門分野以外についても一定程度の知識が必要です。
企業再生や事業再生は、経営危機に直面している企業を救います。
そこでの公認会計士の役割は、企業の経営状態を詳細に分析して再生に向けた戦略を策定することです。
収支予測や資金繰りの見直しをおこない、企業の健全な運営に必要な指針を提供することも必要です。
この領域には、策定した再生計画を実行に移すための支援も含まれます。
資金繰り予測の作成や融資先との交渉支援、再生計画にもとづく業務プロセスの改善や経費の削減といった業務などです。
株主や債権者との交渉が発生するため、利害関係者とのコミュニケーションを円滑にし、合意形成を図る役割を担います。そのため高度なコミュニケーションスキルや問題解決能力などが必要です。
FASへの転職は公認会計士としてのスキルをさらに高めるだけでなく、収入面でも有力な選択肢です。
FASの業務は高度な専門性や幅広い知識が求められる分、年収水準も高く設定されています。
FAS業界の年収相場は、大手ファームで900万~1,800万円、中堅ファームで800万~1,500万円が目安です。
以下のように、職位によって年収に違いがあります。
未経験の場合や20代若手の場合、最初は600万~700万円くらいでスタートすることもあります。
ただし、FAS業界は昇給のスピードがはやく昇給幅も大きいため数年で倍増し、1,000万円台に到達することも珍しくありません。
公認会計士の場合、監査法人などで高年収を得ている人も多数ですが、ほかの職場と比べても年収面でメリットを感じられる方は多いでしょう。
FASへの転職を目指す公認会計士にとって会計の知識はベースとなる重要なスキルですが、これはすでに公認会計士として習得済みの方が多いため問題ないケースが大半です。
しかし、FASの業務ではクライアント企業の多様なニーズに対応するために、会計以外にも求められるスキルが数多く存在します。
ここでは、FASでの実務で活かせるとくに重要なスキルセットについて解説します。
FAS業務では、M&Aに関する支援が主要な役割のひとつです。
財務DDやバリュエーション業務においては、会計や税務に関する深い理解に加えて企業全体の収益性やリスクを分析する能力が不可欠です。
コストアプローチやマーケットアプローチといった、さまざまな評価手法も理解しておくことが望まれます。
また、PMIは対象企業の文化や価値観を理解する必要があり、業務統合や人事面での調整なども含みます。
財務DDやバリュエーションと異なり、会計やファイナンス以外の多角的なスキルや知識が求められます。
FASはクライアントの課題を分析し、適切な改善策を提案するのが役割です。
そのため、論理的思考力と問題解決能力が欠かせません。
情報を整理し、分析結果をもとに仮説を立て、合理的に結論を導き出す力が必要です。
公認会計士は監査業務などでの経験によって客観的な視点から問題の本質を見抜くスキルが身についているため、このスキルを活かすことができます。
予期せぬ問題に対して柔軟に対応し、最適な解決策を見つける能力も求められます。とくにM&Aや再生業務では計画通りに進まないことがあるため、状況に応じた柔軟な対応が必要です。
FASではグローバルな案件や外資系クライアントに対応する機会も増えているため、英語力も重要なスキルです。
とくに、英文の財務諸表や契約書を読み解く力が重要です。財務報告や提案資料を英語で作成できることも求められます。
また、海外クライアントや外国人メンバーとの会話では会計・財務の専門用語を使ったやり取りが求められるため、実践的な英会話力があると業務において大きな強みとなります。
FASの業務は多くの場合、プロジェクトベースでおこなわれます。
複数の案件を並行して進行するため、プロジェクトマネジメントスキルも必須です。
計画立案や進捗管理、関係者との調整をおこないながら、スケジュールやリソースを効率的に管理する能力が求められます。
タイトなスケジュールの中で優先順位をつけ、効率的に業務を進めるスキルは、FAS業務において高く評価されます。
公認会計士には多様なキャリアパスがあり、監査業務や税務、経理・財務などさまざまな分野で活躍が期待できます。
その中でもFASはとくにメリットが大きい分野のひとつです。公認会計士がFASへ転職する主なメリットを解説します。
コンサルティングファームは公認会計士から人気の転職先ですが、中でもFASは財務・会計の専門知識を活かせる業務が多岐にわたります。
公認会計士として培った財務分析力や監査経験はFAS業務に直接活用でき、スムーズに新しい分野に適応しやすいでしょう。
監査経験のみでも転職しやすいため、アドバイザリーやコンサルティングを経験したい公認会計士にもメリットの大きい転職先です。
FASではM&Aや企業再生などのプロジェクトに参加する機会が多く、ルーティンワークとは異なって臨機応変に対応する業務をこなすことが求められます。
とくに事業会社の経理部門でのルーティン業務や監査法人での監査業務に慣れた公認会計士にとって、日々変化する課題に対してスピーディかつ柔軟に対応するFASの仕事は、大きなやりがいとなるはずです。
FASでの経験は、公認会計士としてのキャリアの幅を広げるうえで非常に有効です。
M&Aや企業再生といった分野での専門性高い知識だけでなく、財務・会計の専門知識をベースにビジネス全体を俯瞰する視点を得ることができます。
これらの経験を積んでおくことで、事業会社の経営企画部門や戦略部門、さらには投資ファンドや戦略系コンサルティングファーム、ベンチャーCFOなどのキャリアパスが開かれます。
公認会計士がFASへ転職することで、業務の幅やスキルを広げるチャンスが得られる一方、独特の仕事環境や求められるレベルの高さから事前に理解しておくべき注意事項もあります。
人によっては、FASよりも事業会社や監査法人といったほかの環境との相性がよい場合もあるため慎重な検討が必要です。
以下に、3つの主な注意点について詳しく解説します。
FAS業務の特性上、M&Aや企業再生といったプロジェクトの進行にはクライアントやほかの関係者との調整が常にともないます。
短期間での分析やレポート提出が求められ、結果的に残業が増えることが多くなります。
とりわけM&Aの財務DDでは対象企業の財務データを短期間で精査し、買収のリスクや価値を判断する必要があり、期限が近づくと深夜や週末まで作業が続くことも少なくありません。
また、FASのプロジェクトは各チームメンバーの連携が必要なので、チームの進捗に合わせて自分の作業も調整する必要があります。
突発的な対応が求められることや定時退社が難しいことが多く、柔軟性と体力も重要です。
監査法人や事業会社の経理での勤務と比較して、業務量や対応のスピードにおいて大きな違いがある点を理解しておく必要があります。
事業会社や監査法人も忙しいことが多いですが、自社やクライアントの決算期を中心に繁忙期がある程度予測可能です。
とくに監査法人では繁忙期が過ぎたらまとまった休みを取ることも一般的で、メリハリのある働き方ができます。
一方、FASでは業務の特性上繁忙期が決まっていないため、事前にスケジュールを予測することが難しい面があります。
特定のプロジェクトがいつ始まるかが不明確で、急なM&A案件の依頼や企業再生計画の策定依頼など、突発的に案件が始まることも少なくありません。
同時進行でプロジェクトを抱えるため長期休暇を取得するのは難しいことも多いでしょう。
また、各プロジェクトの完了がクライアントや他の専門家の進捗状況に左右されるため、業務量が増減しやすい面もあります。
このようにFASではプライベートとの両立が難しいことがあるため、自身の価値観や家族の協力も含め、柔軟に対応できる環境かをよく考えておくことが大切です。
FAS業務はクライアントの経営課題を解決するために、財務分析や評価、戦略提案など高度なスキルが必要です。
クライアントからの要求水準は高く、短期間で確実な成果を出すことが求められます。
膨大な情報を正確に分析するスピードと精度が必要で、同時に成果を評価される場面も多くあるため、仕事についていけない人もいます。
プロジェクトごとに求められるスキルが異なるため、自己研鑽の継続も欠かせません。
また、FASはクライアントにとって重要な意思決定に関わることも多く、プロジェクトの成功がクライアント企業に大きな影響をおよぼします。
失敗が許されないというプレッシャーが常につきまとい、ストレスを抱えやすい環境です。FASへの転職においては、このようなハイレベルな環境に適応する覚悟が必要です。
FASへの転職は公認会計士にとってスキルアップの大きなチャンスですが、転職ハードルは低くないため入念な準備が必要になります。
そこで転職エージェントを活用することが、効率的かつ効果的な転職活動を進めるために非常に有益です。
FASと一口にいっても、FASごとに風土や業務内容が異なるため、情報収集が欠かせません。
転職エージェントは各FASの内部事情に詳しく、求人情報だけではわからない職場環境やカルチャーなども把握することができます。
これにより、入社後のギャップを減らすことが可能です。
業務内容の詳細についてもエージェントから情報を得られるため、自分のスキルやキャリアビジョンに合った職場を見つけやすくなります。
また、FAS業界ではポジションによって求められるスキルや経験が異なるため、自分のキャリアに応じて応募できるFASを選定することが必要です。
たとえば、監査法人での経験が豊富な公認会計士ならDDやバリュエーション業務で即戦力として活躍しやすいですが、フォレンジックや企業再生分野に挑戦する場合は追加のスキルや知識が求められることもあります。
転職エージェントは、これまでの職歴やスキルを踏まえて最適なポジションをアドバイスしてくれます。
ハイスタ会計士は、公認会計士の転職支援に特化した転職エージェントなので、特化型の強みを活かした専門的なアドバイスやサポートが受けられ、ミスマッチの少ない転職を実現できます。
スキルやキャリアを活かせる最適な職場を紹介しているためぜひご相談ください。
FASは公認会計士として専門知識やスキルを活かしやすく、新たなキャリアを築くための貴重な経験を積むことができる環境です。
M&Aや企業再生の増加などを受けてFAS業界では採用が活発におこなわれており、公認会計士のチャンスも広がっています。
ただし、高度なスキルや成果が要求される環境で、残業が多く繁忙期がつかみづらいといった注意点もあります。
自分に合った環境かどうかは選択するFASによっても異なるため、転職エージェントを活用しながら幅広く情報を収集しましょう。
edit_note この記事を書いた人
一般事業会社の経理・財務・CFO候補に加え、監査法人・会計事務所への転職支援サービスも充実。転職成功事例や充実したサポート体制をお約束します。
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