有限責任監査法人トーマツから転職するなら|監査法人トーマツの概要とおすすめの転職先

監査法人から転職

更新日:2022/05/30

公開日:

有限責任監査法人トーマツは、国内最大級の監査法人で、4大監査法人と呼ばれます。1968年に設立して以降、デトロイト トウシュ トーマツと提携しつつ、歴史を刻んできました。

4大監査法人のひとつ、有限責任監査法人トーマツから転職する際、どのようなキャリアプランが考えられるでしょうか。

新卒で4大監査法人に入社し、3~5年ほど業務に従事してスキルや経験を積み、自分のキャリアプランを明確にしたうえで転職する方は多くいらっしゃると思います。

4大監査法人である「有限責任監査法人トーマツ」を含めた「有限責任あずさ監査法人」「EY新日本有限責任監査法人」「PwCあらた有限責任監査法人」から転職する際、どんなキャリアパスが想定されるのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、有限責任監査法人トーマツの概要や有限責任監査法人トーマツから転職する際のキャリアパスについて解説します。

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有限責任監査法人トーマツの概要とは

有限責任監査法人トーマツは、1968年に日本初の全国規模の監査法人として設立されました。東京・名古屋・京都・大阪・福岡の5都市から始まった国内ネットワークは、現在では全国約30の都市を結んでいます。

そんな有限責任監査法人トーマツの基本情報についてまとめたので解説しましょう。

国内4大監査法人(Big4)のひとつ

有限責任監査法人トーマツは、国内4大監査法人のひとつです。成果主義で、結果を出せばきちんと評価されるシステムをとっています。ダイバーシティの考え方も浸透していて、早帰りについては柔軟に認めてくれるケースが多いようです。遅くまで残業していても賞美の対象にはなりません。

働きやすさというと、繁忙期と閑散期の差を減らすような取り組みを図っており、ワークライフバランスを意識しています。とりわけ新卒入社して数年は定時内に終わるように配慮されて仕事を振られることが多いようです。

どうしても新人のうちは作業効率をなかなか上げられないため、仕事のスピードが遅くなりがちですが、その点も配慮されるというわけですね。

企業情報

名称 有限責任監査法人トーマツ
(Deloitte Touche Tohmatsu LLC)
所在地 【主事務所】
〒100-8360
東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビルディング

【その他事務所】
札幌、仙台、丸の内(新東京ビル)、新潟、さいたま、横浜、長野、北陸、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、高松、福岡、那覇【連絡事務所】盛岡、高崎、松本、金沢、岡山、松山、北九州、大分、熊本、宮崎、鹿児島

【その他拠点】
福島(グループオフィス)、千葉(トーマツ監査イノベーション&デリバリーセンター)

【海外駐在員派遣】
約50都市

設立 1968年5月
従業員数
社員(公認会計士) 510名
特定社員 56名
職員(公認会計士) 2,757名
公認会計士試験合格等(会計士補を含む) 1,133名
その他専門職 2,238名
事務職 157名
合計 6,951名
代表者 國井 泰成(包括代表)
公式ホームページ https://www2.deloitte.com/jp/ja.html

沿革

有限責任監査法人トーマツの沿革をみていきましょう。

  • 1968年5月 監査法人等松・青木・津田・塚田・青木・宇野・月下部事務所を設立
  • 1968年12月 監査法人丸の内会計事務所設立
  • 1969年2月 監査法人等松・青木・津田・塚田・青木・宇野・月下部事務所から等松・青木監査法人に名称を変更
  • 1969年8月 監査法人西方会計士事務所を設立
  • 1973年3月 監査法人サンワ事務所を設立
  • 1974年 監査法人誠和会計事務所を設立
  • 1975年5月 等松・青木監査法人、トウシュ・ロス・インターナショナル(TRI)へ加盟
  • 1975年12月 監査法人丸の内会計事務所・東京事務所が同監査法人から分離独立し、監査法人東京丸の内事務所が発足
  • 1976年4月 監査法人サンワ事務所と監査法人東京丸の内事務所が合併し、監査法人サンワ東京丸の内事務所が発足
  • 1976年4月 監査法人札幌第一会計を設立
  • 1983年5月 サンアイ監査法人を設立
  • 1985年6月 デロイト・ハスキンズ・アンド・セルズが監査法人三田会計社を設立
  • 1985年9月 監査法人サンワ東京丸の内事務所が監査法人サンワ事務所に名称を変更
  • 1986年10月 等松・青木監査法人と監査法人サンワ事務所が合併し、サンワ・等松青木監査法人に名称を変更
  • 1988年4月 監査法人丸の内会計事務所と合併
  • 1988年10月 監査法人西方会計士事務所および監査法人札幌第一会計と合併
  • 1990年1月 デロイト・ハスキンズ・アンド・セルズ・インターナショナルとトウシュ・ロス・インターナショナルが合併。国際名称をデロイト ロス トーマツ インターナショナル(DRTI)に変更
  • 1990年2月 監査法人三田会計社と合併し、監査法人トーマツに名称を変更
  • 1992年6月 国際名称をデロイト トウシュ トーマツ インターナショナル(DTTI)に変更
  • 1998年1月 国際名称をデロイト トウシュ トーマツ(DTT)に変更
  • 2000年6月 デロイト トウシュ トーマツのインテグレーションステージに参画
  • 2001年4月 サンアイ監査法人と合併
  • 2002年7月 監査法人誠和会計事務所と合併
  • 2002年12月 デロイトトーマツコンサルティング(株)(現・アビームコンサルティング(株))と資本関係を解消し、完全分離
  • 2004年4月 英文名称をDeloitte Touche Tohmatsuに変更
  • 2009年6月 有限責任監査法人として、金融庁において登録がされる
  • 2009年7月 有限責任監査法人トーマツとして業務開始
  • 2017年 決算期を9月から5月へ変更
  • 2018年12月 本部事務所を品川インターシティC棟から丸の内二重橋ビルへ移転、品川・八重洲・有楽町に分散している事務所を集約

参考:ウィキペディア│有限責任監査法人トーマツ

事業内容

有限責任監査法人トーマツは、創業者の等松農夫蔵や富田岩芳が大日本帝国海軍主計の出身ということもあり、営業力に強い法人として一線を画してきました。古くから外資系的要素を多く取り入れ、海外展開にも積極的です。

特徴は、製造業のクライアントが少ないところです。自動車メーカーのクライアントが大手監査法人で唯一存在しません。一方で、情報分野や卸売・小売分野、金融分野は圧倒的に強く、第三次産業の比重が大きくなっています。五大商社に関しては、過半数を占めています。

主な取り組み

有限責任監査法人トーマツの取り組みを伝えるために、主なクライアントを紹介します。

素材・エネルギー LIXILグループ、ブリヂストン、出光興産、DOWAHD、日本碍子、大同特殊鋼、ユニチカ、東海カーボン、UACJ、王子HD
医療・化学 大塚HD、DIC、エーザイ、花王、ダイセル、東洋インキSCHD、シスメックス、タキロンシーアイ
食品・アグリ 日本たばこ産業、サントリーHD、日本ハム、サントリー食品インターナショナル、日清製粉グループ本社、日清食品HD、宝HD、ハウス食品グループ本社
自動車・機械・部品・エレクトロニクス リコー、クボタ、デンソー、オムロン、ダイキン工業、村田製作所、ブラザー工業、日清紡HD、JVCケンウッド、横河電機、アマダ、ニコン、古河電気工業、三菱ロジスネクスト、ホシザキ、HOYA、ローム、曙ブレーキ工業、アズビル、SUMCO、タダノ、キヤノン
不動産・建設・レジデンス 千代田化工建設、鹿島建設、大東建託
物流・インフラ 東海旅客鉄道、関西電力、日本郵船、ヤマトHD、ANAHD、SGHD、九州電力、京成電鉄、九州旅客鉄道、四国電力、西部瓦斯
生活・サービス ベネッセHD、エイチ・アイ・エス、アウトソーシング、サイバーエージェント、平和、ワコールHD、パーソルHD、パソナグループ
情報・通信 ソフトバンクグループ、ソフトバンク、ZHD、GMOインターネット、日本経済新聞社、スカパーJSATHD、伊藤忠テクノソリューションズ、東宝、日本ユニシス、日本テレビHD
卸売・小売・外食 三菱商事、イオン、伊藤忠商事、三井物産、ファミリーマート、ファーストリテイリング、ローソン、伊藤忠エネクス、クリエイト・レストランツHD、ビックカメラ、スズケン、TOKAIHD、三菱食品、日鉄物産、レスターHD、DCMHD、吉野家HD、ユナイテッド・スーパーマーケットHD、イオンモール、キヤノンマーケティングジャパン、コロワイド
金融・保険 三菱UFJFG、三菱UFJ銀行、三菱UFJ証券HD、りそなHD、SBIHD、三菱UFJ信託銀行、新生銀行、三菱UFJリース、イオンフィナンシャルサービス、クレディセゾン、あおぞら銀行、日本政策投資銀行、関西みらいFG、りそな銀行、コンコルディアFG、GMOフィナンシャルHD、九州FG、アコム、めぶきFG、SBI証券、ほくほくFG、みずほリース、日本取引所グループ、JA三井リース、SBIインシュアランスグループ、アプラスフィナンシャル、アイフル、東京センチュリー

有限責任監査法人トーマツ出身の公認会計士が活かせるスキルや経験

次に、有限責任監査法人トーマツ出身の公認会計士が活かせるスキルや経験について解説します。

監査業務

監査業務は、単純に不正の発見だけが目的ではありません。業務のプロセスやリスクマネジメントまで行う必要があります。近年では、業務プロセスの改善やリスクマネジメント強化のスキルに長けている公認会計士が事業会社に採用されるケースが増えてきました。

会計の専門知識がないと語れないことが多くあるため、基本的業務である監査の実務を積んでおくのは大切なことです。

M&A・デューデリジェンスの経験

投資や企業取引、M&Aなどの際に対象となる企業の価値やリスクを調査して分析する力は、コンサルティング業務にも活かせます。さらに、コンサルティング業務には分析した結果をプレゼン資料や調査資料などにまとめるスキルも必要不可欠です。そういった点に強みを持つなら、コンサルティングファームへの転職も視野に入れるとよいでしょう。

IPO支援

IPO支援の経験があるなら、株式上場準備段階で発生する煩雑かつ膨大な業務の量と質を熟知しているのではないでしょうか。IPO支援は、その企業に合ったサポートを検討し、きめ細やかなフォローをしなればいけない仕事ですので、緻密な調整力をアピールできるでしょう。

特定業界での会計監査

製造業やIT業界など特定業界の財務諸表の監査を得意としているなら、その業界の特性や動向などを熟知しているでしょう。有限責任監査法人トーマツに在籍しているときは、利害関係のない第三者としての立場ですが、企業内の会計のプロとして転職する方もいます。重要な書類を読め、適正な会計を立証できるスキルは需要があります。

有限責任監査法人トーマツから転職した際のキャリアパス

続いて、有限責任監査法人トーマツから転職した際のキャリアパスについて解説します。今の時代、1つの組織で定年まで働き続けるケースはまれです。有限責任監査法人トーマツに在籍中の方も、これから入社しようか検討している方もぜひ参考にしてください。

トーマツ以外の監査法人

まず、有限責任監査法人トーマツ以外の監査法人に転職するというキャリアパスが考えられます。組織によって特色がありますが、業務内容は比較的似通っているため、大きく仕事内容を変えたくない方におすすめです。

もちろん有限責任監査法人トーマツ以外の4大監査法人に転職することもありますが、中堅・中小監査法人に転職するケースの方が多いでしょう。中堅・中小監査法人は、それぞれ特色が異なり、そもそもの数が多いため、求職者の希望にマッチしたところが見つかりやすいです。

例えば、ワークライフバランスを重視したりスキルアップを重視したり自由に選べます。なかには現場の上司や先輩が若手のスキルや経験に応じて、オーダーメイドの教育を行っているところもあります。

中堅・中小監査法人の場合、大手上場企業を担当できるチャンスは減るというデメリットがありますが、給料や福利厚生などの待遇はさほど変わらず、むしろ好条件のところもあります。有限責任監査法人トーマツのような大規模組織の雰囲気が合わなかった方に合うでしょう。

一般事業会社

次に、事業会社に転職するキャリアパスについて解説します。具体的な候補は、CFOや内部監査、ベンチャーの財務といったポジションです

CFO

経理部長や財務部長よりも広い視野から企業価値の向上を目指す、CFOはやりがいのある仕事です。財務戦略を立案して実行する責任があるので楽な仕事ではありませんが、組織を動かしている実感があり、達成感を味わえるでしょう。

具体的には、今後の投資に必要な資本の調達や新しい株主の発見、企業価値を上げるM&Aの策略などを行います。そういった人材になれると、高い給料を要求しても手放されることはないでしょう。

内部監査

リスクの低減や不祥事の防止、業務効率の向上などを行う、内部監査というキャリアパスもあります。業務監査を中心に、日常の企業活動が組織として決定したルールに従って運用されているかチェックします。

健全な経営をするうえで必要不可欠なため、重宝される人材になれるでしょう。企業に属してさらなる成長をサポートしたい方におすすめです。

上場準備中のベンチャーの財務

上場準備中のベンチャー企業で資金調達や資金運用、資本構成の管理などを行うポジションも魅力的です。簡単にいうと、事業活動に必要なお金を集めたりどのように活用するか検討したりするものです。

心の底から信頼できるベンチャー企業の社長と出会え、共に成長できる喜びはひとしおです。チャレンジ精神があり、事業を通して社会に貢献したい気持ちが強い方に選ばれるキャリアパスだといえるでしょう。

コンサルティングファーム

また、高い分析力やプレゼン力などを活かしてコンサルティングファームに転職する方もいます。主に金融系コンサルティングファームと外資系コンサルティングファームに転職する方が多いため、その点に注目します。

金融系

金融系コンサルティングファームは、現状分析力や論理的思考力、交渉力などに強く、会計のプロとしてコンサルティングしたい方に選ばれています。近年では、事業のグローバル化やそれに伴う海外M&A案件の増加が著しいため、USCPA(米国公認会計士)の資格を取得している方も少なくありません。日本会場での合格率は43%ほどです。仕事と両立しながらの勉強は大変ですが、転職の際に有利に働くことも多いでしょう。

外資系

外資系コンサルティングファームは、業界に関する専門性が高い方におすすめの転職先です。英語力や論理的思考力、コミュニケーション能力は必須スキルです。これらのスキルを持ったうえで、公認会計士としての知識を活かせるところを選びましょう。

外資系コンサルティングファームは人材の流動性が高い業界です。5年ほどで辞める方も少なくありません。しかし、転職理由は自分がやりたいことの実現といった前向きなことも多く、そもそもスキルアップのために一時的な在籍にするつもりだったという方も見受けられます。能力の高い同僚と共に働けるのはよい刺激になるでしょう。

投資銀行

投資銀行は、成果主義の方に選ばれています。努力次第では若手でも給料を跳ね上げられるので、競争心の高い方が多い傾向があります。また、投資銀行で働くと、日本企業の発展に貢献できるというメリットがあり、そこに魅力を感じている方も少なくありません。国内事業展開や海外進出をサポートできるでしょう。

会計事務所

公認会計士や弁護士の資格を所有する方は、税理士試験に合格しなくても税理士として登録できます。そのため、会計事務所に転職するキャリアパスも考えられるでしょう。

税務や会計業務に特化している会計事務所は、有限責任監査法人トーマツと比較しても、より広い業務領域をこなせる環境です。特定の分野や業種にこだわっていない会計事務所では、さまざまなクライアントを担当でき、いろいろな税務や会計処理を経験できます。

税理士事務所

大手の税理士事務所では高度な税制を扱う案件が多いため、税法の条文に紐づけた解釈が必要とされ、税法に関する緻密な知識を身に付けられます。さらに、大手の税理士法人から大手企業や金融機関、ベンチャー企業のCFOへ転身することも可能です。現時点はCFOのチャンスに恵まれなかった方は税理士法人でキャリアを歩む方法を選んでもよいかもしれません。

独立開業

組織で働くことに向いていないと感じたら、独立開業という道があります。成長意欲や仕事に使える時間などがたっぷりあるなら検討してもよいでしょう。ただし、裁量面での自由があるのと引き換えに、仕事を得られるかどうか、得られた仕事を継続していけるかどうかといった不安がつきまといます。人によっては、家族からの承諾も必要ですので、よく相談してください。

公認会計士の転職成功事例3つ

最後に、先輩の転職成功事例を紹介します。よい点はぜひ参考にしてください。

1:経験の少なさを期待値でカバー

有限責任監査法人トーマツでの勤続年数が少ないとマイナス要素としてみられる可能性があると心配な方もいるかもしれません。ただし、経験の少なさは期待値でカバーできることもあります。入社後にどのような経験を積めるか予想し、組織に貢献するためにどのスキルを身に付けてキャリアアップしていくかを具体的に示せると説得力があるでしょう。とりわけ20代の方は使える技です。

2:英語力を身に付ける

近年では海外進出を視野に入れた事業会社も少なくありません。他にも英語を使う機会は増えてきました。そこで転職する前に英語力強化に努めた方がいます。その結果、英語力に優れた公認会計士を採用したいと考えていた企業から内定をもらえました。アピール力やコミュニケーション力などに自信がなくても英語力で補えます。

3:在職しながらの転職がおすすめ

給料面や待遇面で失敗したくない方は、在職しながらの転職がおすすめです。多忙で転職活動どころではない方もいるかもしれませんが、転職エージェントを利用すると応募書類のブラッシュアップや面接日の調整代行などをしてくれます。転職エージェントは無料で利用できるため、使わない手はありません。

公認会計士の転職に転職エージェントの利用がおすすめの理由

会計士は働く場所にあまり困らない職種です。そのため、会計士が転職活動をする際に、転職エージェントを利用する必要あるのかなと、疑問を持っている人もいるかもしれません。この項目では、会計士の転職で転職エージェントを利用したほうがよい理由を紹介します。

非公開求人の紹介が受けられる

非公開求人とは、何らかの理由に人材募集していることを知られたくない求人のこと。特に今回ご紹介したようなCFO候補、IPO準備室などはエージェントの非公開求人に集中しているため、転職エージェントを活用した情報収集は必須と言えます。

企業や業界の詳しい情報を教えてもらえる

企業や業界の詳しい情報が知れるのも、転職エージェントを利用するメリットの一つ。求人情報を見ただけでは、その企業がどのような雰囲気なのか、どんな人材を求めているのかわかりませんよね。

転職エージェントが紹介する企業について、直接訪問・人事担当にヒアリングするなどして、内情をきちんと把握しています。そうした情報を事前に確認できるため、転職後のミスマッチを避けられるのです。

また、異なる業界への転職を考えている場合、将来性について気になる方も多いはず。実際に働いている人たちの生の声は、転職活動で大いに役立つでしょう。

さまざまな転職サポートが受けられる

転職エージェントを利用すれば、さまざまなサポートが受けられるため、効率的に転職活動が行えます。特に働きながらの転職活動だと、準備をする時間が取れないという場合も少ないでしょう。

転職活動の準備が不十分だと、ミスマッチにつながる可能性は高くなり、貴重な時間を無駄にしています。前述したように、企業・業界の詳しい情報や面接日程の調整、履歴書の添削など、転職活動に役立つサポートが受けられます

転職活動の負担が少なくなれば、仕事と両立して理想の転職先を見つけることも不可能ではないでしょう。

まとめ

今回は、有限責任監査法人トーマツの概要や転職する際のキャリアパスについて解説しました。有限責任監査法人トーマツでの仕事は、もしかすると大変激務かもしれません。また、組織が大きすぎてもっと自分で裁量を持ちたいと感じることもあるでしょう。

転職は前向きな選択肢のひとつです。数年に1度はキャリアプランを再考して、理想の人生を歩んでください。

edit_note この記事を書いた人

アバター画像
ハイスタ編集部

一般事業会社の経理・財務・CFO候補に加え、監査法人・会計事務所への転職支援サービスも充実。転職成功事例や充実したサポート体制をお約束します。

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