公認会計士に人気の転職エージェントサイトおすすめ10選徹底比較!転職成功ポイントまで

公認会計士の転職

更新日:2024/08/13

公開日:

公認会計士の転職を成功させるために転職エージェントの利用を検討している方は多いでしょう。

しかし、転職エージェントは多数あり、どのエージェントを選ぶのがよいのか迷ってしまうものです。公認会計士は高度な専門性を有する職業なので、転職の際にも業界や職種事情を考慮したアドバイスを受ける必要があります。

転職エージェントであればどれでもよいわけではないため、厳選して利用することが大切です。

この記事では公認会計士の転職を成功に導く転職エージェントを10社紹介します。そもそも転職エージェントを利用するべきか迷っている方に向けて、転職エージェントを利用するメリット・デメリットも解説します。

【会計士の転職なら】ハイスタ
会計士特化|事業会社経理|リモート求人多数

目次

【厳選比較】公認会計士におすすめの転職エージェントトップ5

まずは、公認会計士向け転職エージェントを一覧にしましたので、参考にしてみてください。

エージェント名

特徴

ハイスタ会計士

公認会計士経験のある方専門の転職サイト。監査法人・事業会社(上場準備中)の求人多数。紹介求人にミスマッチがない。

BEET AGENT

会計士・経理財務などの管理部門・士業特化型エージェント。

マイナビ会計士

マイナビの公認会計士・試験合格者向け転職エージェント。無資格者・経理未経験でも利用できる。

ジャスネットキャリア

会計事務所やコンサルティングファーム、税理士事務所への転職に強い。

REXアドバイザーズ

会計士・税理士特化の老舗エージェント。

基本的にどの転職サイトも公認会計士・経理人材に強いですが、

  • 会計士から企業の経理財務・CFO候への転職なら『BEET-AGENT
  • 監査法人からの転職、キャリアアップ、経験年数2年以上なら『ハイスタ会計士
  • 20代未経験・試験合格者・経理未経験でも使いやすいのは『マイナビ会計士

など、得意分野が分かれていますので、この3社は外せないエージェントと言えます。

詳しくは後述します。

公認会計士の転職におすすめの転職エージェント10社を比較

まずは、公認会計士の転職活動で利用すべき転職エージェントを紹介します。

ハイスタ会計士|公認会計士・財務・経理人材特化の転職エージェント

ハイスタ会計士

公式サイト:https://hi-standard.pro/cpa/

ハイスタ会計士」は、公認会計士・財務・経理人材専門の転職支援サービスです。

業界特化型の転職エージェントのため、求人数は大手には及ばないものの、丁寧なサポートとミスマッチのない求人の質に定評があります。応募書類の添削や面接対策も個別サポートにも力に入れており、スカウトメールに応募をしても受からない、書類で落とされるといったことが極端に少なくなるのも魅力の一つ。

前進は弁護士特化領域でのサービス展開をしていた関係で、士業関係者の転職ノウハウや業界ならではの勘所を抑えた提案が可能です。

ハイスタ会計士の主な特徴

  1. 公認会計士専門のアドバイザーが在籍
  2. 非公開求人数が全体求人の約9割
  3. 公認会計士・経理・財務人材の転職支援に特化したキャリアアドバイザーが在籍
  4. 職務経歴書の作成、添削、面接対策など丁寧に対応
  5. 監査法人転職・CFO候補・財務マネージャなどハイクラス求人提案
  6. ひとりひとりのスキルと経験を活かしたキャリア形成に強み
  7. 職務経歴書の添削・面談対策をしっかりサポート
  8. 入社後のフォローも長期的に受けられる など

公式サイト:https://hi-standard.pro/cpa/

BEET-AGENT|会計士特化・事業会社への転職特化型エージェント

BEET-AGENT

公式サイト:https://beet-agent.com/

BEET-AGENT」は管理部門の転職に特化した転職エージェントです。管理部門のなかでも経理財務・経営企画・CFO候補求人の紹介が期待できます。

業界・職種事情を熟知したアドバイザーが多数在籍している点が特徴で、特化型ならではの質の高いアドバイス・提案が受けられます。求人の質も高く、会計領域では大手転職エージェントにひけをとらない案件を保有しています。

求人傾向としては、一般事業会社の経理・財務などのほか税理士法人・会計事務所への転職にも強みがあります。大手では扱っていない比較的小規模の法人・事務所やベンチャーまで幅広くカバーしているのも特徴です。

  • 【BEET-AGENTの基本情報】
    • 公開求人数:非公開
    • 非公開求人の割合:非公開対応地域:全国

公式サイト:https://beet-agent.com/

マイナビ会計士|大手マイナビの会計士特化エージェント

マイナビ会計士

公式サイト:https://cpa.mynavi.jp/

「マイナビ会計士」は会計士・試験合格者・USCPA専門の転職エージェントです。手厚いサポートと質の高い紹介を受けられると評判で、公認会計士がまずは利用を検討するべきエージェントの筆頭となります。

業界に精通したアドバイザーから的確なアドバイスを受けられる点、職務履歴書の添削指導や推薦状の作成、個別の面接対策など徹底したサポートを受けられる点が魅力です。マイナビエージェント本体と連携した豊富な求人があり、独自求人も多いので幅広い選択肢をとれます。

求人傾向としては、コンサルティングファームへの転職実績が高く、経験の少ない若手公認会計士や女性公認会計士の個別の悩みにそった転職支援にも強みがあります。

  • マイナビ会計士の基本情報
    • 公開求人数:493件
    • 非公開求人の割合:全体の80%
    • 運営会社 株式会社 マイナビ
    • 設立:1973年8月
    • 対応地域 全国

ジャスネットキャリア

ジャスネットキャリア

公式サイト:https://career.jusnet.co.jp/

「ジャスネットキャリア」は公認会計士・税理士・経理の転職支援に特化した転職エージェントです。業界特化型であるため専門的なアドバイスができる点、独占求人が多い点が強みであり、公認会計士の利用率も高くなっています。

担当者は現場とのコミュニケーションを密にとっているため、現場の意向を反映したミスマッチの少ない提案を受けられます。将来的なキャリアプランの提案力にも定評があるので、自分では考えなかったキャリアの道筋も広がります。

求人傾向としてはコンサルティングファーム・シンクタンク、USCPA保有者向けの求人が豊富ですが、監査法人や会計事務所も万遍なく扱っています。

  • 【ジャスネットキャリアの基本情報】
    • 公開求人数:744件(公認会計士に絞った場合)
    • 非公開求人の割合:全体の99%
    • 運営会社:ジャスネットコミュニケーションズ 株式会社
    • 設立:1996年8月
    • 対応地域:全国

レックスアドバイザーズ

レックスアドバイザーズ

「レックスアドバイザーズ」は公認会計士・税理士・経理・財務の転職支援に特化した転職エージェントです。質の高い求人が魅力で、特にシニア・マネージャークラスや将来の幹部候補の転職に強みがあります。長期サポートも可能なのでじっくり腰を据えて転職活動をしたい方にも向いています。

コンサルタントはセミナーや研修会に積極的に参加しているので業界事情や最新動向に詳しく、具体的なアドバイスや応募先の情報収集に大きな利点があります。コンサルタントを指名できるため希望のキャリアに強いコンサルタントに相談するとよいでしょう。

求人傾向としては会計事務所・税理士法人、コンサルティングファームの求人が豊富です。また金融機関・ファンドなど攻めの求人も扱っているため、この領域にチャレンジしたい方にも登録の価値があります。

  • 【レックスアドバイザーズの基本情報】
    • 公開求人数:1,255件(公認会計士・試験合格者・USCPAに絞った場合)
    • 非公開求人の割合:全体の80%
    • 運営会社:株式会社 レックスアドバイザーズ
    • 設立:2002年10月
    • 対応地域:全国

doda|経理求人含め国内最大級の求人数

doda

「doda」は豊富な求人数とサポートの質に定評がある転職エージェントです。応募書類の添削や面接対策に力に入れていることでも知られています。企業から直接オファーが届くスカウトサービスもあります。

「企業ブロック設定」で特定の企業からのスカウトをブロックしたり個人情報を非公開にしたりできるため安心です。

dodaの主な特徴

  1. 求人件数13万件以上
  2. 経理求人件数4,000件以上+非公開求人
  3. メーカー、IT・通信業界の求人が豊富
  4. 求人とサポートの質が安定しており総合力が高い

公式サイト:https://doda.jp/

ビズリーチ

ビズリーチ

公式サイト:https://www.bizreach.jp/

「ビズリーチ」はハイクラス向けヘッドハンド型の転職サイトです。ヘッドハンターからくるスカウトをきっかけに主体的な転職活動を進めるのが特徴で、ワンランク上のキャリアを実現したい方や転職市場での価値を知りたいに利用されています。

保有求人の3分の1が年収1,000万円以上の案件で、ハイクラスに特化した転職サイトとしては国内最大級です。無料と有料のプランがあり、有料プランは希望する転職活動の幅に応じて2つのプランが選べます。

求人傾向としては、ミドル層や高度な専門スキルを持つ人向けの求人が多く、コンサルティングファームの求人紹介にも強みがあります。年収アップや重要ポジションでの転職を目指す公認会計士であれば適した求人を紹介してもらえるでしょう。

  • 【ビズリーチの基本情報】
    • 公開求人数:490件(公認会計士に絞った場合)
    • 非公開求人の割合:不明
    • 運営会社:株式会社 ビズリーチ
    • 設立:2007年3月
    • 対応地域:全国、海外

JACリクルートメント

JACリクルートメント

公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

「JACリクルートメント」はグローバル転職や管理職・専門職の転職に強みをもつロンドン発祥の日系転職エージェントです。コンサルタントはそれぞれ専門領域を持っており、転職市場の情報提供や求人紹介、内定に向けたきめ細かいサポートを提供しています。

問い合わせに対して原則24時間以内の対応または報告を約束しているなど、スピーディで質の高いサポートに定評があります。求人の質も高いため、キャリアアップを目指す公認会計士であれば満足のいく転職を実現できる可能性があります。

求人傾向としては、外資系企業や国内大手のグローバルポジションの求人を多く扱っています。現在の年収が600万円以上で35歳以上、または語学力を活かしてグローバルな働き方をしたい公認会計士に向いています。

  • 【JACリクルートメントの基本情報】
    • 公開求人数:1379件(内部統制・監査/経理・財務/コンサルに絞った場合)
    • 非公開求人の割合:全体の60%
    • 運営会社:株式会社 ジェイエイシーリクルートメント
    • 設立:1988年3月
    • 対応地域:全国、海外

パソナキャリア(管理部門専門転職サービス)

パソナキャリア(管理部門専門転職サービス)

公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

「パソナキャリア」はオリコン満足度調査で3年連続1位を獲得した利用者からの評価が高い転職エージェントです。総合型の転職エージェントですが、士業・管理部門に特化した転職サービスを展開しています。

職種別のアドバイザーが在籍しているため専門的なアドバイスを受けられます。首都圏限定でアドバイザーの逆指名サービスもあるので、首都圏での転職を目指す公認会計士は利用してみてもよいでしょう。

パソナキャリアは高いマッチング力と充実したサポートが強みです。丁寧なキャリア相談を通じて思い描くキャリアが明確になるため、ミスマッチの少ない転職を実現できる可能性が高いでしょう。

公認会計士向けの求人傾向としては、会計事務所のコンサル・アドバイザリー部門やコンサルティングファーム、一般事業会社の財務・経理部の求人が豊富です。

  • 【パソナキャリアの基本情報】
    • 公開求人数:878件(公認会計士/戦略・経営コンサルタントに絞った場合)
    • 非公開求人の割合:全体の80%
    • 運営会社:株式会社 パソナ
    • 設立:1976年2月
    • 対応地域:全国

リクルートエージェント

リクルートエージェント

公式サイト:https://www.r-agent.com/

「リクルートエージェント」は国内最大規模の総合型転職エージェントです。圧倒的な求人件数と交渉力に強みがあります。公認会計士に特化したエージェントではないため専門的なアドバイスは受けにくいですが、求人件数が多いため特化型と併用した利用がおすすめです。

公認会計士の求人傾向としてはコンサル(戦略、M&A)や一般事業会社の求人が豊富です。

  • 【リクルートエージェントの基本情報】
    • 公開求人数:5,839件(公認会計士/コンサルタントに絞った場合)
    • 非公開求人の割合:全体の約60%
    • 運営会社:株式会社 リクルートキャリア
    • 設立:1977年11月
    • 対応地域:全国

公認会計士向け転職エージェントの特徴と選び方と比較すべきポイント3つ

転職エージェントは多数ありますが、経理職の転職では主に次のポイントを意識し、比較しながら選びましょう。

  1. 経理の求人を多く扱っているか
  2. 専門的な知見からのアドバイスを受けられるか
  3. 自分の目的や状況に合った求人を扱っているか

会計士の求人を多く扱っていること

せっかく転職エージェントを利用しても経理の求人が見つからなければ意味がないため非常に大切なポイントです。

まずは大手の転職エージェントに登録されるのがおすすめですが、経理職特化型の転職エージェントには高年収の非公開求人が多数眠っているので、併用して利用されるのがおすすめです。

自分のキャリアに自信がある人は大手から攻めてみてください。もしそこまでキャリアに自信がなかったり、未経験から挑戦しようと考えていたりする人もご安心ください。

専門的なアドバイスを受けられるかどうか

経理求人や経理の仕事事情に精通しているコンサルタントに相談すると、希望の求人を伝える際の意思疎通がスムーズで、希望にあった求人を紹介してくれやすいといえます。「的外れな求人ばかり紹介される」といったこともないでしょう。採用担当者の心に響く応募書類の作成や面接対策なども任せられます。

自分の目的や状況にあった求人を扱っているのか

転職エージェントにはそれぞれ強みがあるため、自分の希望を叶えてくれるのかをチェックしましょう。考え方としては次のようなイメージです。

  1. 仕事と家庭を両立させたい、女性が働きやすい職場を探したい……女性の転職に強いエージェントを選ぶ
  2. 経験が少ないけど経理に転職したい……若手の転職に強いエージェントを選ぶ
  3. 転職が初めてだから不安……丁寧なサポートに定評があるエージェントを選ぶ

公認会計士が転職エージェントを使う6つのメリット

そもそも転職エージェントを利用すべきかどうかを迷っている方もいるのではないでしょうか?結論を言うと、公認会計士の転職は転職エージェントを使うべきです。以下のメリットがあるからです。

客観的な視点が入るので転職が成功しやすい

公認会計士のキャリアは基本的に監査法人に勤務するところからスタートします。そして監査法人への就職活動は3週間程度で終わるため、まともに就職・転職活動をした経験がないという方は多くいます。優秀なのに自分の強みをうまくアピールできない、転職先の選定を誤るなど、公認会計士の転職活動はつまずくケースが多数です。

その原因としては、自身のキャリアを客観的に判断できない点にあります。特に新卒からずっと監査法人に勤務している場合には、いざ転職するときにどんな経験が活かせるのか、転職先としてどんな選択肢があるのかが分かりません。結局は年収や待遇などの上辺だけで判断するという失敗につながります。

転職エージェントを利用すると、一人で転職活動をするよりも客観的な視点で自分自身を見つけることができます。

転職市況をタイムリーに知ることができる

転職市場の動向や公認会計士の採用状況は、景気の良し悪しや資格合格者の数などさまざまな理由で変化します。公認会計士を積極的に採用したいと考える法人が多ければ、求人も増えるため選択の幅が広がるでしょう。

一方で、公認会計士のニーズが低い状況ならば今は転職を思いとどまるという選択肢も必要です。転職市況を見極めて転職活動をすることが、転職の成功・失敗を分ける大きな要素といえます。

しかし公認会計士は会計・財務のプロであって転職そのものに精通しているわけではありません。市場動向などをタイムリーに知るには、日々多数の求職者や採用担当者と向き合っている転職エージェントに相談するのが最善です。

非公開求人に応募できる

質の高い求人は応募者の殺到が予想されるため、効率的な選考を行うために非公開にしたいと考える法人や企業が多くあります。

また、公認会計士は管理職など重要ポジションで迎え入れられるケースも多く、その場合には募集内容や欠員状況を外部に知られたくないとの思いがはたらきます

こうした理由があり、転職エージェントの多くは非公開求人の割合を高くして、紹介を受けた人しか求人の詳細が分からない仕組みをとっています。

これを求職者側から見たときには、質の高い求人や重要ポジション募集の多くは非公開求人の中にあるため、転職エージェント経由で非公開求人に応募することで満足度の高い転職につながります。

企業の実情を知ることができる

事前に思い描いていたイメージと転職した後のギャップが大きいと「こんなはずではなかった」との後悔につながります。これを防ぐには、あらかじめ企業の実情を細かいところまで知っておくことが大切です。

しかし、企業のHPや採用情報などだけでは企業の実情を把握できません。転職エージェントなら募集企業に直接訪問する、人事担当者と定期的にコミュニケーションをとるなどして実情を把握できます。求職者は採用情報にはない生きた情報を得ることができ、失敗のリスクを大きく下げられます。

忙しい公認会計士でも転職活動を効率的に進められる

転職活動は応募先の選定から法人研究、書類作成に面接の日程調整とやるべきことが多数あります。

公認会計士は出張や残業も多く忙しい職業なので、今の仕事と並行しながら転職活動を進めるのは容易ではありません。かといって退職後の転職活動では経済的なリスクや焦りによる失敗リスクが生じてしまいます。

転職エージェントを利用すると、あらかじめキャリアの方向性や希望を伝えておくことで適した求人を探して紹介してもらえます。法人研究や書類作成のアドバイス、日程調整の代行から内定後の給与交渉まで転職活動全体をサポートしてくれるため、時間がなくても効率よく活動を進められます。

スムーズな退職方法をアドバイスしてもらえる

公認会計士に限らず、士業は業界内でのつながりが強い傾向にあります。現職と揉めて辞めるようなことがあれば業界内に噂が広がり、選考の合否に影響を与えることもないわけではありません。そのため今後も公認会計士として活躍するためには、現職を円満退職することも重要になってきます。

退職方法は求職者がよく抱える悩みのひとつなので、転職エージェントがスムーズな退職のために何が必要なのかをアドバイスしてくれるでしょう。

公認会計士の失敗しない転職ガイド|転職市場やおすすめ転職先と会計士に強い転職エージェント5選

エージェント名

特徴

ハイスタ会計士

公認会計士経験のある方専門の転職サイト。監査法人・事業会社(上場準備中)の求人多数。紹介求人にミスマッチがない。

BEET AGENT

会計士・経理財務などの管理部門・士業特化型エージェント。

マイナビ会計士

マイナビの公認会計士・試験合格者向け転職エージェント。無資格者・経理未経験でも利用できる。

ジャスネットキャリア

会計事務所やコンサルティングファーム、税理士事務所への転職に強い。

REXアドバイザーズ

会計士・税理士特化の老舗エージェント。

公認会計士が転職エージェントを使う3つのデメリット

転職エージェントを利用するデメリットも見てみましょう。

紹介された案件にしか応募できない

転職サイトやHPの採用情報などを利用する場合には、転職求人情報を見て自分が応募したいと思えばいつでも誰でも気軽に応募できます。別の言い方をすれば、今の自分の経験・スキルでは採用が見込めないような求人にもだめ元でチャレンジできるわけです。

一方、転職エージェントは紹介された案件のみに応募できる仕組みです。紹介されるのは前職の経験や保有スキルを活かせる、求職者のキャリアを実現できる可能性が高いといった求人なので、その分採用確率も高くなります。

しかし、チャレンジするという性質ではなく現実的な提案になるため、「もっといろいろな求人に応募したい」と希望する方にとっては不満が残る可能性があります。

ゆったり構えていると紹介を受けられない場合がある

転職活動が3ヶ月以上かかる場合は転職意欲が低いと判断され、紹介する優先順位が下がってしまう場合があります。転職エージェントは慈善事業ではないので、転職意欲があり採用確率の高い求職者を優先するのはある意味仕方がないことでしょう。

そのため、「よい案件があれば」とゆったり構えていると、紹介を受けられない場合があります。

相性がよくないエージェントもいる

転職エージェントも人間なので、自分と相性が合わない場合があります。うまく意思疎通ができずに希望とかけ離れた案件ばかりを紹介される、何度伝えても連絡の頻度やタイミングを配慮してもらえないといったケースは珍しくありません。

転職エージェントが向かない場合の転職活動方法

重要なのは納得のいく転職を実現させるかどうかであり、転職エージェントはそのための手段でしかありません。そのため転職エージェントが向かないと思えば別の方法で活動するのも手です。

キャリアの方向性が定まっており、法人研究や職務経歴書の作成を問題なくできる人であれば、転職サイトを利用した活動がおすすめです。自分の目で判断した求人を選んで応募することや、自分のペースで転職活動を進めることができます。

公認会計士が狙える転職先・転職市場とおすすめの転職エージェントを徹底解説

公認会計士が転職エージェントを最大限活用するためのポイント

最後に、転職エージェントを活用するために意識するべきポイントを解説します。

転職の方向性と条件をある程度定めておく

漠然と「転職したい」という気持ちはあるものの、具体的にどんなキャリアを築きたいのか、今回の転職で何を実現させたいのかが定まっていない人が見受けられます。

転職の方向性や条件面については、転職エージェントと話をする中で軌道修正する場合はありますが、最初から方向性がまったく定まっていないと時間をロスします。また、そもそも軸のない転職は長い目で見ても成功しないため現職にとどまったほうがよいでしょう。

エージェントと内容の濃い話をするためにも、方向性や譲れない条件をあらかじめ定めておいてください。

公認会計士の転職パターン

公認会計士の経験を活かせる主な転職先は以下のとおりです。

  1. 監査法人
  2. 税理士法人・会計事務所
  3. 一般企業の経理や財務部門、経営企画室
  4. FAS系コンサルティングファーム

将来的に形成したいキャリアの最終地点を決めてから、そのためにどんな経験が必要なのかを掘り下げていくと、おのずと方向性が見えてくるでしょう。

業界・職種に転職に特化したエージェントの利用は必須

公認会計士は専門性が高い職種であり、勤務先によって求められる経験やスキルに違いがあるので、業界や職種に詳しいアドバイザーのサポートが不可欠です。

転職エージェントにもさまざまなタイプがありますが、業界・職種に特化したエージェントを少なくともひとつは利用してください。

2~3社に絞って利用する

転職エージェントごとに得意領域や保有求人が異なるため、転職エージェントは複数利用が基本です。しかし多く登録しすぎるとエージェントとのやり取りが手間になり、求人情報の管理もできなくなってしまいます。それでは効率のよい転職活動ができずに本末転倒なので、2~3社に絞って利用するようにしましょう。

同じ案件に別々のエージェントから応募しない

転職エージェントを複数利用すると紹介される案件が被る場合があるのですが、同じ案件に別々のエージェントから応募しないよう注意が必要です。採用担当者とエージェントの担当者の双方に不信感を与えてしまい、本来であればうまくいくはずの選考がうまくいかなくなるリスクがあります。

相性がよくない場合は担当者を変更する

転職エージェントの担当者との相性がよくない場合は、時間の無駄となるだけでなく精神的なストレスにもなるため、思い切って担当者の変更を申し出ましょう。同じエージェント内でも担当者の経験値には差があるため、担当を変えるだけで転職活動がうまくいきだすケースは少なくありません

まとめ

公認会計士は業界の採用特性から転職活動をほとんど経験していない方も多いため、転職活動で迷ってしまうケースが多数見られます。そのため転職活動全体をサポートしてくれる転職エージェントは不可欠な存在です。

特に業界や職種に精通したアドバイザーが在籍する特化型のエージェントの利用は必須といえます。納得のいく転職につなげるためにもぜひ利用を検討しましょう。

エージェント名

特徴

ハイスタ会計士

公認会計士経験のある方専門の転職サイト。監査法人・事業会社(上場準備中)の求人多数。紹介求人にミスマッチがない。

BEET AGENT

会計士・経理財務などの管理部門・士業特化型エージェント。

マイナビ会計士

マイナビの公認会計士・試験合格者向け転職エージェント。無資格者・経理未経験でも利用できる。

ジャスネットキャリア

会計事務所やコンサルティングファーム、税理士事務所への転職に強い。

REXアドバイザーズ

会計士・税理士特化の老舗エージェント。

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一般事業会社の経理・財務・CFO候補に加え、監査法人・会計事務所への転職支援サービスも充実。転職成功事例や充実したサポート体制をお約束します。

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